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きもの(着物)の髪形は衿との関係が大切
着物を着ると、着物の衿の部分とヘアスタイル(髪型)の関係が重要になります。これは洋服のときにはあまり気にしなかったことですね。
まず着物のときの髪型(ヘアースタイル)は、トップ、バック、ネープと大まかですがこの三つのパーツごとに見ていきます。
■トップ
トップとはヘアーのいちばん上の部分です。ここにアクセントとつけた場合にはどちらかといえばはつらつとしたイメージのヘアスタイルになります。若い方や、少しでも若く見せたい場合に効果的です。
■バック
バックとはその名のとおり髪のうしろの部分です。ここにアクセントをつけると比較的豪華な印象がでます。パーティや結婚式で30代、40代の既婚女性に多く見かけます。
■ネープ
ネープというのは”うなじ”のことです。バックは髪のうしろのやや高い位置であるのに対し、かなり低い位置にアクセントをつけるものです。かなり落ち着いた品格の高いイメージになりますので、冠婚葬祭では親族(既婚者)の方でよく見られます。
ではそれぞれにアクセントをつけた場合の着物の衿との関係ですが、まずトップやバックにアクセントとつけた場合。後頭部(衿足)はかなりすっきりしていますので、衿もとはVの字に深く細長く合わせましょう。衣紋(衿のうしろ側)が立ちますので、これでヘアースタイルとのバランスがとれます。これに対してネープにアクセントをつけたりボリュームをもたせたりすると、逆に衣紋は低くしたほうがいいです。そのため衿もとは浅めのVの字に合わせましょう。ちなみに、髪と衣紋の間隔は大人の男性のこぶし一つ分くらいが適当といわれています。
きもの(着物)に似合う髪型の基本スタイル
■夜会巻き
夜会巻きはその所以である巻貝のように豪華に髪の毛を流すヘアースタイルで、昔から社交界ではとてもオシャレな髪型として人気があったものです。そんな夜会巻きですが、パーティや結婚式などで特に若い層の女性に最近人気です。古風なデザインや柄のきものだけでなく、今風柄のきものまでオールマイティでコーディネートできるのがその理由だと思われます。
■ロールヘア
毛先を内か外かに巻いた髪型です。外巻きは可愛らしく、内巻きは凛々しいイメージになります。また、縦ロールというのがあって横やうしろの髪を縦長のロール状に巻くものです。これだと更に上品で豪華なイメージになります。これとは別にゆる巻きと姫巻きというのもあります。ゆる巻きは毛先だけはねさせたり、内巻き、外巻きも多くみられます。姫巻きは若い女性に人気で別名”ゴージャス巻き”とも呼ばれています。
■セットアップ
セットアップというのは髪を結い上げたヘアスタイルのことです。髷(まげ)はつくらないのですが、髷があるようにも見えます。主に留袖や訪問着など格調の高い着物にふさわしい髪型ですので、髪型もそれに負けないようになるべくボリュームをつけて結い上げるのがポイントです。
■トップシニヨン
一方、シニヨンは髷(まげ)をつくってまとめたヘアスタイルのことです。髷を髪のトップにつくるとトップシニヨンで、凛々しくて若いイメージになります。成人式、謝恩会、入学や卒業パーティの席で人気です。
■ネープシニヨン
衿足に髷をつくると、とても落ち着いた格式の高い雰囲気になります。また、髷を小さくまとめれば小紋や紬などの普段着にも合います。逆に髷にボリュームをつければ、留袖など格調の高い着物に似合います。
神前婚など和装の結婚式の髪型のポイント
結婚式のヘアスタイルを考える時、最近では日本の伝統的な挙式スタイルの神前結婚式がひそかなブームとなってきているようです。 白無垢の場合の髪型は文金高島田になります。自髪で結うことも出来ますが、そのとき髪は肩下10センチはないと結うことはできません。打掛けや振袖なら自髪でのセット、アレンジもOKです。
ただし、打掛けは衣装自体のボリュームを考えて、髪のセットがこじんまりしてしまうと、バランスが悪くなります。エクステやヘアアクセサリーなどをつかってヘアメイクするといいでしょう。和装に似合うようにバランスを考えたヘアスタイリングにするといいですね。最近はウィッグも着物に似合うように作られてあり、ショートヘアの人はもちろんですが、お色直しでのイメージチェンジには最適です。
カツラに抵抗を感じている人もいるかもしれませんが、いまのカツラはナチュラルに見えるし、髪のイメチェンは、別のあなたの魅力を引き出してくれますよ。カツラは一見、似たような感じですが、髷の高さや鬢のはり具合が、カツラをつける人の顔、頭の骨格でずいぶん印象が変わります。髪飾りだけでも印象はがらりと変わります。カツラの素材も様々です。本髪だけとは限りません。今では人工髪で作られているものもあります。今では出来るだけ軽いかつら(500グラム前後)が好まれるようです。やはり重たいと長時間は疲れますから。結婚式、披露宴と花嫁さんの負担は長いので、なるべく軽めのカツラを選ぶと首などに掛かる負担が減っていいですね。
白無垢の場合の髪型は文金高島田になります。自髪で結うことも出来ますが、そのとき髪は肩下10センチはないと結うことはできません。打掛けや振袖なら自髪でのセット、アレンジもOKです。ただし、打掛けは衣装自体のボリュームを考えて、髪のセットがこじんまりしてしまうと、バランスが悪くなります。